弁護士費用
弁護士は、経済的利益、事案の難易、時間及び労力その他の事情に照らして、適正かつ妥当な弁護士報酬を提示しなければならないことになっています(弁護士職務基本規定24条)。
そのため、以下の報酬基準は、あくまで当事務所の一般的な基準であり、事案に応じて上下することは当然ございます。特に、事案の見通し、依頼者の資力、支払能力、事件処理に要する特別の事情(調査、研究、照会等)によって金額は上下いたしますので、詳しい金額は、着手時及び事件終了時に個別的に協議させて頂くことしております。
債務整理や破産、個人再生等を含む多重債務のご相談については、相談料をご用意いただくことも困難であることが多いため、相談料は無料とさせていただいております。なお、法テラスの扶助相談(資力要件あり)をご利用いただいた場合には、3回まで無料となっておりますが、これは「無料相談」ではなく、法テラスから相談料が支払われています。
弁護士にかかる費用には2種類あります。
1 弁護士報酬
- 着手金
- 成功報酬
- 手数料
- 相談料
- 日当
- 顧問料
などが含まれます。
当事務所は原則として着手金を頂いております。理由としては、完全成功報酬制ですと、依頼者と弁護士との利害が一体化してしまい、代理人であるにもかかわらず弁護士が過度に当事者的になってしまう(客観性を失ってしまう)からとか、訴訟の投機化を招きかねないからなどとといわれています(解説弁護士職務基本規程第3版70頁)。
もっとも、事案によっては(過払金請求やB型肝炎の給付金の請求のような事件)、被害者救済のために、着手金は低額または無料とすることもあります。
2 実費
- 収入印紙代
- 交通費
- 通信費
- コピー代
- 予納金
- 供託金
などが含まれます。
一括払いが困難であるという方の場合ーご相談ください。
分割払いは、どうしても滞りがちになってしまうため、本来はあまりお受けしておりません。
もっとも、いろいろな事情から、どうしても一括払いが困難であるという方もおられますので、その場合には分割払いにて承ります。ご相談ください。